2023年4月26日水曜日

ユニゾホールディングス 民事再生法手続き申請へ

 本日、ユニゾホールディングス(株)から発表がありました。

ユニゾホールディングス 民事再生法適用申請 負債総額1262億円 | NHK | 新型コロナ 経済影響

ホテルチェーンのホテルユニゾの親会社ですが、

実は、2018~2019年にかけて、株を持っておりました。

TOB騒ぎがあって、実に思い出深い銘柄でした。

経緯は以下の通りです。


・2018年2月 2834円で100株購入

ホテル宿泊券の優待と、配当が目的。

東京に優良不動産を多数保有しているので、収益性が高いと評価していました。


・増資を繰り返し、株価が低迷。株価が千円台に突入し、含み損に悩む。


・2019年7月HISがTOBを表明、3100円。その当時、株価は1900台。

ユニゾから文書が送られてきて、3100円は安すぎると書いてあり苦笑。

「誰のせいで株価が下がったっちゅうとんねん」

・2019年8月3460円で売却、利益を確定。6万円程度もうけ。


・ファンドが4000円でTOBも、ユニゾは態度を一変し不同意。

・別のファンドが5000円でTOBも、また不同意。

・2019年12月従業員による買収(EBO)で、最終的に6000円で上場廃止に。

しかし3倍もの価格で、株を買い取ることになったため、資金繰りに困り

虎の子の優良資産を次々に売却。ホテル事業もコロナで苦しかったと類推され、

結果、本日に至る。


つぶれるような会社ではなかったですが、経営の失敗とは恐ろしいです。

いろんな記事が出ていますが、拾い読みすると。


①みずほ出身の社長が、左遷されてやってくる。

②みずほと仲たがいしいるので、みずほの出資比率を下げようと増資を繰り返す。

③株式が増え、株価が下がったところをHISに狙われる。

④プライドが高いのか、HISの提案を門前払い

⑤ファンドの提案も、経営の独立性が保てないと拒否。

⑥EBOという奇策で、独立性だけ保つも、優良資産を売却し、資金繰り悪化。


個人的にはHISが一番マシだと思ってました。

含み損から救ってくれたHISに感謝しています。

結局、集めた株をHISも高値で売却し、利益を得たわけですが・・


学んだことは、株主を大事にしない会社はダメってことでしょうか。

もっと高い売るチャンスもありましたが、早めに手放せてせいせいしました。







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株の乱高下がありましたが、先月とあまり変わっていません。 下がった時に稲畑産業を100株買い増しました。 今後も下がればちょこちょこ買っていきます。 5月4日現在の評価額 19,279,394 円 元金 11,400,000円 差額 7,879,394円